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2020年4月

自宅で歩く力をつける
実践!寝たきり予防のリハビリ運動を紹介

実践!リハビリベッドサイド編 1  実践!リハビリベッドサイド編 2

■ 著書「寝たきりからのリハビリウォーク」から抜粋・改変

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医学博士80歳代で自らの研究実証
寝たきり状態が続くと歩けなくなる

「自分の足で歩きたい」寝たきり状態になった83歳の歩行研究者が、これまでの研究成果を取り入れ、在宅で自ら実践し、再び歩けるようになった「リハビリと運動」を紹介します。

高齢者が寝たきりになったからといって、必ずしも人生が終わるわけではありません。自らの体で試したことが誰かの役に立てばと願っています。

■著書「寝たきりからのリハビリウォーク」から抜粋

「家族の負担になりたくない」と、歩くために必要な筋肉・バランス機能を鍛えて、毎週ひとりで通院できるようになった。12月の非常に寒い朝、病院の外で待っている時はいつもと違って息苦しかった。点滴治療を受けるまでは覚えていたが、気が付いた時は、酸素吸入をしている私を、ベッドの側で娘が心配そうにみていた。そのまま入院して、転倒の危険があると歩くことを禁止された。この状態が続くと歩けなくなって、介護の必要性と寝たきり状態になる危険性が高くなると不安だったので、私は早く退院したかった。

「寝たきり介護になって、このまま終わってしまうの?」と、同じ80歳代の妻と娘は困惑したが、私たち家族は再び歩けることへの用意をすることにした。日本整形学会は、直立二足歩行を維持する運動として、片脚立ちとスクワットを勧めている。赤ちゃんから高齢者に至る歩行の研究から、筋力とバランス機能を、歩行に必要なある閾値まで戻せば、ひとりで歩けることがわかっている。その原点に戻って、高齢者の歩行の維持と再獲得に役立てたいと、歩行の発達と退行のメカニズムをまとめていたら、絶妙なほど必要性の高いのは、退院後の私だった。

筋肉をつけることが、これほど難しいとは思わなかった。胃がないので食事が細く、筋肉に必要な栄養を摂ることが、大切なリハビリであると痛感した。妻と娘が探してくれた栄養補助食品を用いながら、現在も筋肉を強くしている。体力は筋力であり、筋力は体力の源である。足の筋力がないと歩けない。腕の筋力がないと支えられない。背中の筋力がないと、立つことも座ることもできない。私は、永年続けてきた筋肉に関する研究の成果が、多方面にわたって役立つことの確信が持てた。今この状態になって、初めて気が付いたことである。これからも、まだまだ研究を続けたい。

研究成果をもとに試行錯誤をしながら体を動かして、まだ不安定だが、一生懸命、自分の足で歩いている。

「あきらめず、頑張りとおせ、最後まで!」と何度も言いながら。

医学博士  岡本 勉

寝たきり介護4から歩行回復に成功(83歳)
寝たきり介護4から歩行回復に成功(83歳)

新聞で紹介されました!

  • 毎日新聞 「あきらめない心」 2018年12月28日
  • 読売新聞 「83歳また歩けた 医学博士 自らの研究実証」 2018年11月25日
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