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姉妹でインタビュー! 茨木市生涯学習だよりVol.23
記事

市民インタビュー
この人にあいたくて

歩行の研究・指導者
岡本香代子(おかもとかよこ)さん、
港野恵美(みなとのえみ)さん

茨木市民の中からいきいき生活の達人を探し出し、紹介するコーナーです。話から見えてくるその豊かな人生に、きっとあなたも勇気づけられることでしよう。(第23回)

『私たちは、いつまでも健康で輝いて生きられるようにと願っています。岡本さん、港野さん姉妹は健康のための歩行について、赤ちゃんから高齢者に至るまでの歩行を科学的に研究し指導を続けています。そんなお二人を訪ねて、正しい歩行についての話を聞きました。』

『歩行を研究・指導されていますが、どのような経緯からですか。』
父が40年にわたって筋電図の変化から分析した歩行の研究を続けています。乳幼児の歩行についてはあまり研究がされていないのですが、父はその先駆者です。私たちは子どもの頃から父の研究室や大学に行き、筋電図研究の被験者として協力し、また父といっしょに海外の学会にも行きました。このような環境の中で感じたことは、勉強し研究者になれば、多くの人と出会い、楽しい時間を過ごすことができるのだということでした。私たちは同じ高校、大学へと進み、今こうして父のもとで研究をし、また教育にもたずさわって歩行の指導などをしています。

『日常生活の中で効果が得られる歩行とはどのようなものですか。』
まず、意識して歩くことです。なにを意識するのかというと、いつもより少し速く、少し長く、姿勢よく歩くことです。こうすることで、脳や心臓に適当な刺激を与えることができ、より効果の高い歩行になります。姿勢を正して、一直線上を少し歩幅を広くして歩くと、日頃使わない筋肉をかなり使い、シェイプアップ効果が出てきます。台所に立つ時も、意識して正しい姿勢をとるように心掛けたいですね。

『なぜ一直線上の歩行がよいのですか。』
二直線上の歩行は筋力が弱まってきます。一直線上の歩行はバランスカが高められ、弱った部分を鍛えてくれるので、歩行の老化予防になります。

『歩行(ウォーキング)とジョギングの効果の違いは何ですか。』
違いは着地の時に足にかかる負担です。ジョギングの場合は自分の体重の2.5倍の重力がかかります。体重50キロの人は125キロの負担が足にかかることになります。歩行でも1.5倍の重力がかかります。ジョギングは筋肉が積極的に働くので走運動のできる人にはおすすめです。はじめてジョギングをされる方は歩行で脚力をつけてから段階的なトレーエングが必要です。正しい歩行はジョギングと同じ筋肉が働くので、足の負担を軽くしながら、ジョギングと同じ効果を上げることができます。しかし無理は禁物です。頑張りすぎず毎日少しずつ続けることが大切です。

『妊産婦や高齢者が特に気をつけることは何ですか。』
とにかく安全に歩くことが一番です。お腹が大きくなると体が不安定になり、バランスをとるために両足を広げて小股でゆっくり歩くようになります。足先が上がらずすり足歩行になるので、つまずいて転ぶ危険性が出てきます。これは高齢者も同じことですが、必ず足先を上げて、かかとから着地するようにします。安定した道を選び、階段は手すりを持つなどして転倒しないようにすることです。

『お二人は大変忙しい毎日を過ごしておられますが、育児をしながら仕事をしている人たちへのメッセージはありますか。』
母も仕事をしながら一生懸命に私たちを育ててくれました。そんな母の姿を見ていて、子どもなりに母の役に立ちたいと思っていました。自分たちが今母の立場になってみると、あの時の母の気持ちがよくわかります。母親も子どもも精一杯に生きています。私たちの子どももけなげにがんばっています。時間がなく少しくらいの疲れがあっても、子どもと共有できる時間を作り、いつも笑顔で向き合っていきたいと考えています。子どもの笑顔や喜ぶ顔が私たちのエネルギーになります。

『お二人にとつて「生涯学習」とは何ですか。』
一生、健康で背筋を伸ばして歩き続けることです。そして父が研究した40年分の未公開データを世界に発信していくことです(岡本さん)。また科学的に立証された歩行をわかりやすく解説して、一人でも多くの人たちに伝えていくことです(港野さん)。

『お二人は、大学で講師を務めながら、講演や執筆にと精力的な活動を続けておられます。明るくたおやかで、質問には丁寧に答えていただき、誠実なお人柄に深い感銘を受けました(阿曽)。 笑顔流れる若々しいさっそうとしたお姿を拝見し、一目で憧れてしまいました。お母様でもあるお二人は、「子どもの笑顔に励まされます」とおつしゃつていました(林田)。』

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