書籍「若さと健康をつくるウォーキング」が産経新聞で紹介されました。
桜も咲いてウォーキングが楽しい季節になった。美しい姿勢で歩くと、おなかやお尻をひきしめるシェイプアップ効果がある。「歩行開発研究所」(大阪府茨木市)の研究員、岡本香代子さんと港野恵美さん姉妹が、『若さと健康をつくるウォーキング』=写真=を出版し、筋電図のデータをもとに、"女性の元気づくり"を提案。いつまでも若く、健康でありたいという女性の願いに、具体的なトレーニング法で応える。
二人は乳児のころから、父の岡本勉さん(現関西医科大学名誉教授)の筋電図研究の被験者として協力。現在は、父が平成十三年に設立した同研究所の研究員として講演・研究活動を行っている。
本書は(女性の健康は自分のためだけでなく、家族と周りの人たちが元気で明るい人生を送るために大切、という視点に立ち、科学的に検証したウォーキングと健康のへの取り組みを紹介する。
たとえば、単なる歩行と運動としてのウォーキングは違うと指摘。歩行を"運動"にするポイントとして、①歩行距離を延ばす②歩行速度をあげる③歩行姿勢を変化させるという三つをあげ、正しい姿勢の大切さと、そのために使う筋肉の簡単なトレーニング法を示す。
また、妊娠中の健康、赤ちゃんと一緒のときの歩き方、産後のシェイプアップといった若い女性の関心事項から、老化予防ウォーキングまで、女性のライフステージに合わせたウォーキング法を指南。「少し大投で歩く」「一直線上を歩くように」といった意識をもつことで、姿勢が変わり、その結果、シェイプアップ効果が生まれることを解説していく。
「わたしたちが体験し、自分の収穫として常に考えていることをこの本に書きました。ひとりでも多くの女性が、いきいきと健康で過ごしていただく参考になれば」と著者姉妹は話している。
歩行開発研究所(TEL072・631・1788)刊、1500円。