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産経新聞 2004年11月19日(金)

老化予防のウォーキング

書籍「老化予防のウォーキング」が産経新聞で紹介されました。

大阪府茨木市にある歩行開発研究所の所長を務める関西医科大学名誉教授の父と、同研究所のメーンスタッフで、京都大学非常勤講師などを務める長女。その父娘が、四十年にわたる筋電図研究をもとに、乳幼児の不安定な歩行と、高齢者の歩行を対比させながら、筋力・バランスの視点で「歩行」を分析。加齢による"歩行老化"のサインと、その予防のための姿勢や歩き方のポイントを、図や写真を交えて具体的に記す。

サブタイトルに「転倒・寝たきりを防ぐ歩行と日常動作」とあるように、前かがみで歩く▽すり足で歩く▽膝が曲がる▽両足をついている時間が長いなど、「そう言われれば…」と思い当たる中高年者が早速、日常生活の中で無理なく取り組める運動が取り上げられている。

また「転倒・老化予防の各種ウォーキング」の章では、歩行バランスを強化する「階段ウォーキング」や「坂道ウォーキング」の安全な歩き方と、どの筋肉が鍛えられるかをわかりやすく解説。「何歳になっても、足腰の筋肉を強くして、転ばない歩き方をすれば、誰でも寝たきりにならず、ひとりで歩き続けることができる」という著者の思いが全編にあふれる。

歩行開発研究所(TEL072・631・1788)刊、2000円。

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