歩行開発研究所の研究内容と書籍「ニューエクササイズウォーキング」が、読売新聞で紹介されました
「老化は足から」と言われるように、足の筋肉は二十歳ごろをピークに、身体の他の部分より早く衰えていく。高齢期を迎えて「歩行の老化」がさらに進むと、つまずいて転びやすくなり、骨折して寝たきりになる人も多い。日ごろから正しいフォームを意識して積極的に歩けば、足腰の筋肉を効果的に鍛えられ、脚力の維持や強化に役立つという。(富浪俊一)
老人型は筋肉に負担
「歩行開発研究所」を主宰する関西医大名誉教授の岡本勉さん、長女で京都大非常勤講師の香代子さんらは、年齢による人の歩き方の変化を調べるため、乳児から成人、高齢者まで、延べ千人以上を対象に歩行時の筋電図を取り、その特徴を解析した。...