83歳また歩けた
医学博士 自らの研究実証
人の歩行の仕組みを研究してきた83歳の医大名誉教授の男性が今春、がんで余命1カ月と診断され、寝たきりになったがリハビリに取り組み、再び一人で歩けるまでに回復した。希望を失いかけたが、研究で得た「筋力とバランス機能を整えたら歩ける」との信念から努力を重ねた。男性は体験を記した著書も出版。「寝たきりになっても再び歩けた。同じ境遇の人を勇気づけたい」と語る。(抜粋)
寝たきりで人生終われぬ
「高齢者が寝たきりになったからといって、必ずしも人生が終わるわけではない。自らの体で試したことが誰かの役に立てば」と願う。(抜粋)